2021.06.07/本・映画
『武道的思考』
四正の「掤・捋・擠・按 」は、太極拳における超重要な動作。これは捋(リー)をやってるところ。
重心を後ろに移しながら、相手の腕を引き落とすような動きです。
本来、捋は「扌履」と書くらしいよ。パソコンでもスマホでもどうやっても出てこないから「手へんに履」と表現してるみたいだけど。
内田樹さんの「武道的思考」を読んだよ。
「こと身体技法については、理だけ進んで身体がついてこないということはあまり起こらない」という言葉が心に残った。
太極拳のお稽古するのも、武術の本を読むのも、身体能力の発現を阻害する脳内のファクターを解除するため、というのはメッチャしっくり。
ヴォーリズの建築についてのお話は何度読んでも大好き。
自らの手でドアノブを回したものに贈り物は届けられる。