2020.08.15/本・映画
『武術の根理』
中野由哲さんの「武術の“根理”」がむちゃくちゃ面白かったー。どんな武術にも共通する“技”の本質。
“技”を身につけていくということは、「人間本来の正しい動きがいつでもできるようになっていくこと」。 “型”の大切さがよく分かったし、“一人稽古”めっちゃ楽しくなる
長渕剛さんの「本当の自由はがんじがらめの不自由さの中にある」というstay dreamの歌詞が刺さった。
この本の中に、宮本武蔵の『五輪書』水之巻にある「太刀はふりよき程に静かにふる心也」という言葉が紹介されていました。
刀を速く振ろうとするな、ふりよき程に静かに振れ。 速さでもなく、強さでもなく、精密さでもなく、自然であること。
他の武術にも治療にも通じる言葉だと思いました。根理ですね。