2018.03.02/コラム

腰痛

治療院をやってると、腰痛の患者さんの多さに驚かされます。厚生労働省の調査によると、腰痛は男性では1番目、女性でも肩こりに次いで2番目に訴えの多い症状で、現在も増加中だそうです。

腰は、腰椎と呼ばれる5つの骨がブロックのように積み上げられて構成されています。腰痛の多くは、その腰椎に負担がかかったり障害が起きることで発症しますが、その他にもさまざまな要因が腰痛の発症に関係しています。

腰痛のうち原因が特定できるものはわずか「15%程度」といわれています。
代表的なものは、腰椎が直接障害される圧迫骨折や、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄などがありますが、その他、細菌感染やがん、臓器や血管などの病気が原因となり、腰痛を引き起こすこともあります。

 

一方、残りの約85%は、レントゲンなどの検査をしても原因が特定できないといわれています。

 

このような腰痛の原因として考えられるのは、

・長時間の立ち仕事や座り仕事

・足のお疲れ、冷え

・骨盤内の血流の悪化などのトラブル

・重い物を何度も持ち上げることによる足腰の筋肉の疲労

・骨盤、腰椎、椎間板など骨格のゆがみ

・胃腸をはじめとする内蔵の疲れ

・ストレスや不安、不眠など心の状態

などが影響していることがあります。

 

また、見た目には分かりませんが、神経の障害によって痛みが生じていることもあります。

牡丹の腰痛治療はただ単に腰の筋肉をほぐすだけではなく、腰痛の原因を探り、つきとめ、効果の長く続く根本からの解決を目指した治療を行います。

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