2018.05.10/本・映画

『ひとかげ』

よしもとばななさんの小説『ひとかげ』を読みました。鍼灸師や気功師を主人公にした小説や漫画はとてもレア。よしもとばななさんの短編小説「とかげ」はその一つで僕のお気に入りだったんだけど、この「ひとかげ」はそのリメイク。より洗練され、プロフェッショナルになったとかげちゃんがいる。

 

オリジナルでもリメイクでも、雑居ビルの小さな治療院で自分のすべてを注ぎこむように治療するとかげちゃんが好きなんです。中和医療専門学校時代にこの本を読んだとき、僕も自分で小さな治療院を開いて、とかげちゃんみたいな治療家になりたいと思ったのを覚えています。

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