2020.05.22/本・映画
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
またまた本のお話。
ブレイディみかこさんのエッセイ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」かむちゃくちゃ面白かった。
イギリスの公立中学校に進学した男の子が出会う多様性の世界。
お母さんと息子の会話から、格差や差別などについて気づかされること、考えさせられることがとても多かった。
序文での、オスカー・ワイルドの言葉をもじった「子どもはすべてにぶち当たる」の一言がこの本のエッセンスのように思えた。
ジュブナイル小説のような装丁も含めて全部大好き。