2020.07.29/気功

見事に鞭杆化!

白蝋(はくろう)という木の棒を、鞭杆(べんがん)として仕立てました。

 

鞭杆というのは棒を使った太極拳のような武術ですが、その棒のことも鞭杆と呼ぶんです。昔は、この棒の先に鞭もついた武器だったそうです。

 

木の素材そのものだと棒術の武器として使いづらいので、やすりをかけて滑らかにしたり、特定の油を浸み込ませて仕立てる作業が不可欠。

新聞紙にサランラップを敷いて、木の棒がすっぽり収まる器を作る。

 

そこに木を包帯でグルグル巻きにした木の棒を、クルミ油に二日ほど浸しておくんです。

 

時々ひっくり返して、まんべんなくオイルに浸かるようにしておく。

 

これでよりしなやかになるらしい。「鞭杆化」とでもいうのか…なんかこういうのテンション上がりませんか口を開けて笑っている顔

白蝋の木が見事に鞭杆化!

 

二晩、鞭杆オイル(クルミ油)に浸した後は、乾燥させ、瓶で磨いて艶をだし、白っぽかった木がほんのりブラウンに変化しました。

 

ちょっと大変だったけど、愛着が湧きますね。自分の相棒になった実感が湧くというか。はやく思い切り振り回したい口を開けて笑っている顔

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