2018.06.06/本・映画
『自分の仕事をつくる』
西村佳哲さんの「自分の仕事をつくる」を読みました。「仕事の価値」とか「働くことの意味」を考えさせられるいい本!
「バザールでごさーる」や「団子三兄弟」を手がけたCMプランナー佐藤雅彦さんのお話が面白かった。
世界中のCMから自分が面白いと思うものをビデオテープにまとめていたら、共通する「3つのルール」に気づいた。
その後に生まれたヒット作はすべてそのルールから作り出されたものだそうです。
「好きだけど理由がわからないものを、いくつか並べてみる」
この中にどんな要素を面白いと思うのか、自分の中の何が感応しているのか、を丁寧に探っていく。要素還元。
それともう一つ。世界一のシェイパー植田義則さんのお話も心に残りました。
サーフボード・シェイパーとして「世界一」とも称される植田義則さんは、今も毎日のように海に入りサーフィンをしているそうです。そういうワークスタイルものすごくカッコいい。仕事=生き方そのもの。
「サーフィンをつづけているから、ボードも売れるんだよ」
サーファーであることと、シェイパーであることが、当たり前のように結びついていて、両方やってるからこそ、さらに深みに行ける。