うららか牡丹

立川こしらさんの「その落語家、住所不定。」を読みました。

 

立川流の真打でありながら、家も物も持たない生き方。めっちゃ自由。

 

副題にある「タンスはアマゾン」が想像の斜め上をいってました。

 

軽妙な語り口も楽しい

立川流が「寄席に出ない」ということを初めて知ったんですけど、寄席（この場合は落語専用の興行小屋のこと）に出ないからこそ発想が解き放たれる、というのがむちゃくちゃ面白かった。

 

「安定したベースがないこと」「持たないこと」「足りないこと」「知らないこと」に価値がある。