2020.08.03/本・映画
『オカシナ記念病院』と寿やさんの栗金時
石川橋の恵那寿やさんがかき氷を始めたと聞いて、さっそく食べてきたよ。
栗金時に練乳トッピング。栗ゴロゴロ!
喫茶スペースがものすごく立派で広くて、落ち着いて食べられるのが嬉しい
かき氷が始まると喫茶スペースも混みだすので、朝10時とかに行くのがオススメです。そんな朝早くからかき氷かよ、と思われるかもしれませんが。
久坂部羊さんの「オカシナ記念病院」が現代医療の価値観を揺さぶる面白さ。
病気はなるべく見つけないようにする、薬も治療方針も患者さんの言いなり、心肺停止の患者さんの前でぼーっと見てる。
「目の前の人を助けるために!」とスーパードクターが大活躍するドラマやマンガとは全く違う世界。
最良の治療を施すことと、患者さんの望みに添おうとすることの、どちらが正しいのか。
医療に携わる者の傲りやエゴを、シニカルなユーモアで描く離島メディカルエンターテインメント!
お話の中で紹介されている、二宮尊徳の「道徳なき経済は犯罪、経済なき道徳は寝言」が刺さった。
「縮命」のお話もすごく心に残りました。
延命ならぬ縮命治療をしてくれるなら、老後の怖れはずいぶん軽くなるように思える。希望すら感じるんだけど…難しいね。
「あんまり長生きせんように、泡盛飲んで、うまいもん食って、愉快な話をしてるのよ」