2018.03.02/コラム
気の医学
東洋医学は「気」の医学と言われています。体を巡る気の流れが弱くなったり、滞ったり、流れが過剰になったりすると、心や体に病が起こります。そうした気の乱れを調えるのが僕たち東洋医学の施術者の仕事です。
鍼灸や指圧、あるいは漢方薬といった外からの刺激で調える方法もあるけど、「気功」で自分の気を調えるのも気持ちいいですよ。
僕は「気功の先生」もやっているので、時々治療院をお休みして気功の指導に出かけます。気功の師匠について学び始めてから、もう10年くらい経ちますが、今も月に何度か師匠の教室で怒られながら学び続けています。
太極拳のような「動く気功」、座禅や瞑想のような「静かな気功」。どちらも毎日楽しく続けています。自らの体に流れる「気」を体感するのは、他に例えようのない喜びなんですよ!