2018.04.14/東洋医学

生命の輪

昨日キネシオロジーの勉強会の講師をしていた内海聡先生の本に、「生命の輪」という理論が紹介されていました。

世界的に有名な栄養学者であるロジャー・ウィリアムス博士は、生命の維持のためには46種類の栄養素がバランスよく摂られていることが不可欠である、と提唱しました。この栄養素が協調して生命活動を維持している理論を「生命の輪」というそうです。

この輪はひとつひとつの鎖が結びつきながら、一つの輪を形づくっているイメージ。46種類の栄養素のうち仮に45種類の鎖が強くても、なかに一つだけ弱い鎖があれば全体は切れてしまう。

「生命の輪」の重要なところは、「この栄養素がいちばん大事!」のように一つのものを絶対視しないこと。大切なのはバランス。そして調和。東洋医学の思想にも通じる、シンプルで納得しやすい理論だと感じました。すぐにでも活かせる理論ですね。

昨日の勉強会でも思いましたが、人を治療するためには、食について、医療について、健康について、もっともっと深く学ぶ必要があります。そして、その学んだ成果をみなさまと分かちあいたい。

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