2018.03.02/コラム

未病を治す

東洋医学には「未病(みびょう)を治(ち)す」という言葉があります。未病とは、 「未だ病にならざる」、つまり、病気の一歩手前、病気になる前の状態のこと。「未病を治す」とは、まだ病気ではない状態のときに治療することが健康を保つことに繋がるという考え方です。

 

東洋医学にもとづいた指圧マッサージや鍼灸治療は、この「未病」を治すのがむちゃむちゃ得意で、まさに東洋医学の独壇場!だと思っています。

 

はっきりと病気の症状や検査値の異常などがみられないけれど、どこか具合が悪いと感じるのは、未病のサインです。

 

なぜかすっきりとしない
体がだるい
体が重い
夜ぐっすり眠れない
寝つけない
あるいは寝ても疲れがとれない
肩こりがある
腰に痛みがある
体が冷える
生理痛が激しい
食欲がない
ご飯を食べても美味しくない
体がむくむ
めまいを感じる
などが代表的なものです

 

「痛くなったら来る」「病気になったら治療する」 ではなく、 「痛くなる前に来る」「健康を保つために治療する」 という風に、鍼灸や指圧をうまく利用してほしいと思っています。

自分自身でも気付かないけれど、ずいぶん肩が凝っていたり、腰にダメージを受けていたり、 冷えていたりと、病気のサインはあちこちに出ているものです。もし少しでも気になることがあったら、早めになんでも相談して欲しいですね。

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