2018.05.14/本・映画

『脳はバカ、腸はかしこい』

腸について一からお勉強。藤田紘一郎先生が面白いです😊

 

人の体にある幸せ物質セロトニンの量は全体で役10mg。その90%が腸に存在する。 残りの8%は血小板に取り込まれ、血中で必要に応じて使われる。脳に存在するセロトニンはわずか2%。 この脳の中にあるたった2%のセロトニンが、人間の精神活動に大きく関与している。

「脳から指令がなくても、独自のネットワークによって命令を発信するのは、臓器の中でも腸だけ」 ストレスで下痢になったり便秘になったりお腹が痛くなったりするのって、腸の防御反応でセロトニンを分泌してるから。

 

「人間以外の動物は、生まれた直後から腸内細菌を増やそうと努力しているのです」 生まれたての赤ちゃんがなんでも舐めようとするのは、腸の中を大腸菌だらけにしようとする本能的な行動。

 

免疫力のある子供にするには?「腸内細菌のエサである野菜、豆類、穀物を使ったお母さんの手作りの食品を摂らせることです。良質な細菌をいっぱい含んだ納豆、味噌、ヨーグルトなどの発酵食品を積極的に摂らせ、化学調味料や添加物の多く含まれる食品をなるべく食べさせない」

 

読めば読むほど腸ってすごい。指圧でも上級になるほど、お腹の指圧を重要視するけど、この「腸の力」と深い関係がありそう。

 

 

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