2020.05.18/気功

『太極拳が教えてくれた人生の宝物』

昨日は鞭杆(棒を使う太極拳みたいな中国武術です)練習がんばりすぎて、腕と足が筋肉痛。

 

写真に写ってる鞭杆(べんがん)だと壁や天井に当たるのでかなりコンパクトに練習しなくちゃいけないんだけど、太極拳の先生からこの半分くらいの棒を貰ったので室内でも思い切り振り回せます!おかげで練習しすぎた口を開けて笑っている顔

作曲家であり高名なマリンバ奏者のフランソワ・デュボラ氏の「太極拳が教えてくれた人生の宝物」が面白かったー。

 

道教の聖地・武当山で90日間の山籠り武術修行体験記。オイゲン・ヘリゲルの「日本の弓術」みたい。

 

本場での修行の描写(太極拳じゃなくて八卦掌じゃん!というツッコミはあるものの)と修行が深まっていくプロセスにワクワク目が笑っている笑顔

いいなあ。僕もこんな風に日常から離れて一つのことに没頭したい。

 

2018年夏に、3月オープンしたばかりの牡丹を休んで(無謀か)、東京で合計14日間の経絡指圧合宿むちゃくちゃ楽しかった。思えばこのタイミングで太極拳との出会いがあったんです。ご縁って不思議。

 

太極拳を学んで得たものって数え切れないけど、太極拳を始めとしたいろんな武術についての解説書やこういう武術体験記みたいな本との出会いも僕の中でめっちゃ大きい。もっと読む。

「師匠を喜ばすようなことはしてくれるな」という一文が響いた。きっと僕にも心当たりがあるからだと思う。

 

誰かを喜ばすため、あるいは誰かに感心してもらうために学んでいるわけじゃない。大切な教え。

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